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ROEとは?
ROEは、会社が自分たちの資本をどれくらいうまく使って利益を出しているかを見る指標です。PERやPBRと一緒によく出てくる数字ですが、役割は少し違います。このページでは、ROEの意味や見方を初心者向けにやさしく整理していきます。
執筆者:りょう先生
最終更新日:2026年9月14日
まずは会話でつかもう

イチゴくん
ROEって、なんだか難しそうな名前だけど、何を表してるの?

ピーチちゃん
利益を見る数字なのか、資産を見る数字なのか、ちょっとごちゃごちゃしてきたかも…。

りょう先生
ざっくり言うと、“会社が自分たちのお金をどれだけ上手く使って利益を出しているか”を見る数字なんだよ。
この記事でわかること
- 1ROEは自己資本利益率。
- 2会社の資本をどれだけ効率よく利益に変えているかを見る指標。
- 3高ければ効率がよいと見られることがある。
ROEとは「資本をどれだけ効率よく使えたか」を見る指標

イチゴくん
「ROEとは「資本をどれだけ効率よく使えたか」を見る指標」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
ROEは Return on Equity の略です。

ピーチちゃん
“いくら儲かったか”だけじゃなくて、“元のお金をどれくらいうまく使ったか”を見るんだね!

りょう先生
そうだよ。ROEは“利益の大きさ”より“利益を出す効率”を見るイメージなんだ。
日本語では自己資本利益率と呼ばれます。株主から集めたお金や、会社に残っている資本を、どれだけ効率よく利益に変えられているかを見る指標です。つまり、ただ利益が出ているかを見るだけではなく、「元手に対して、どれくらいうまく利益を出せたか」を見る数字だと考えるとわかりやすいです。投資家の立場で見ると、“預けたお金を会社がどれだけ効率よく増やしてくれているか”を見る感覚に近いです。
なぜROEが大事なの?

イチゴくん
「なぜROEが大事なの?」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
会社に資本がたくさんあっても、それをうまく使えていなければ利益は伸びにくいです。

ピーチちゃん
お金を持ってるだけじゃなくて、“ちゃんと活かせてるか”を見るんだね。

りょう先生
その通り。資本を持っていることと、うまく使えていることは別なんだよ。
逆に、同じくらいの資本でも効率よく利益を出せている会社は、経営の上手さを感じやすいです。ROEは、そうした“使い方の上手さ”を見るヒントになります。投資では、ただ大きい会社かどうかよりも、「持っている資本をどれくらい上手に回しているか」を見ることも大切です。その意味でROEは、会社の経営効率をざっくり知るための便利な指標だといえます。
ROEが高いと何がわかる?

ピーチちゃん
「ROEが高いと何がわかる?」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
一般的には、ROEが高いほど、資本を効率よく使って利益を出していると見られることがあります。

イチゴくん
高いと良さそうだけど、“ずっと高いのか”も大事なんだね。

りょう先生
そうなんだ。一時的な数字より、安定して効率がいいかを見ると理解しやすいよ。
つまり、少ない自己資本でもしっかり利益を出せている会社は、経営効率が良いと考えられやすいです。そのため、ROEが高い会社は投資家から注目されることもあります。ただし、業種によって平均的なROEには差があるため、数字の大小だけで単純に判断しないことが大切です。また、一時的に利益が増えただけでROEが高く見えることもあるので、継続して高いのかを見る視点も重要です。
高ければいいとは限らない

イチゴくん
「高ければいいとは限らない」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
ROEは高いほど良いように見えますが、必ずしもそうとは限りません。

ピーチちゃん
なるほど、ROEも“高い=即OK”じゃないんだね。

りょう先生
そうだよ。投資の数字は、どれも“理由まで見る”ことが大切なんだ。
たとえば、借入を増やしたり、自己資本が小さく見える状態になっていたりすると、ROEが高く出ることもあります。そのため、「高いから良い」とすぐに判断するのではなく、その背景も考えることが大切です。初心者のうちは、ROEを“効率を見るヒント”として使い、数字だけをうのみにしない意識を持つと安心です。
PBRやPERと一緒に見ると理解しやすい

ピーチちゃん
「PBRやPERと一緒に見ると理解しやすい」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
ROEは単体でも意味がありますが、PBRやPERとあわせて見ると理解しやすくなります。

イチゴくん
PERは利益、PBRは資産、ROEは効率って整理するとかなりわかりやすいね!

りょう先生
いい整理だね。その3つを役割で分けて考えると、指標がぐっと見やすくなるよ。
PERは利益に対する株価の評価、PBRは資産に対する株価の評価、ROEは資本の使い方の効率を見る指標です。つまり、この3つを見ることで、「利益」「資産」「効率」という違う角度から会社を見られるようになります。たとえば、PBRが低くてもROEが低ければ、資本をうまく活かせていない可能性があります。逆に、ROEが高くて収益力がしっかりしていれば、その会社が高く評価される理由も見えやすくなります。
まずは「効率を見る数字」と覚えよう

ピーチちゃん
「まずは「効率を見る数字」と覚えよう」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
初心者のうちは、ROEの細かい計算方法や理論を全部覚えなくても大丈夫です。

りょう先生
ROEは“どれだけ効率よく利益を出せているか”を見る数字。ここがつかめれば十分だよ。
まずは、「ROEは会社が資本をどれだけ効率よく利益に変えられているかを見る数字」だと理解できれば十分です。このイメージがあると、PBRやPERなど他の指標とのつながりも見えやすくなります。投資で大切なのは、数字を暗記することより、「その数字が何を見ているのか」を理解することです。ROEは、その中でも“効率”を見るための代表的な指標だと押さえておきましょう。
具体例でイメージする
ROEを会社の収益性の目安として見る
自己資本60億円で純利益7億円の会社なら、株主から預かった資本を使ってどれくらい利益を生んだかをROEで考えられます。借入金の多さなども確認します。
ストロベリー食品のROEを計算する
純利益7億円を自己資本60億円で割るとROEは約11.7%です。株主から預かった資本を使って、どれだけ利益を生み出したかを考える例です。
計算例で確認する
ROEを計算する
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100 = ROE
純利益7億円、自己資本60億円なら、7÷60×100=約11.7%です。期首と期末の平均自己資本を使う場合もあります。
よくある質問
Q. ROEが高い会社は必ず優良会社ですか?
A. 高いROEは一つの材料ですが、借入金が多く自己資本が小さいことで高く見える場合もあります。財務の安全性も確認します。
Q. ROEは何と比較すればよいですか?
A. 同じ業種の会社や過去の自社の数値と比較します。業種によって資本構成や利益率が異なるため、単純な横比較には注意します。
この記事に登場する用語
わからない言葉は用語集で意味を確認できます。
この記事のまとめ
この記事では「ROEとは?」について、会話や具体例を通して学びました。 まずは、次の一文を今日の学びとして覚えておきましょう。
ROEは自己資本利益率。
本文の具体例も振り返りながら、続く理解度チェックで自分の理解を確認してみてください。
理解度チェック
1 / 1問
Q. ROEが主に示すものはどれですか?
参考情報
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あとで読み返したいときや、誰かに教えたいときにどうぞ。
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