Learn
株式会社って何?
株を理解するには、「株式会社」という言葉の意味も知っておくと理解がぐっと深まります。このページでは、会社と株のつながりを会話形式でやさしく整理していきます。株式会社とは何か、なぜ株を発行するのか、株主とはどんな存在なのかを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
執筆者:りょう先生
最終更新日:2026年9月14日
まずは会話でつかもう

ピーチちゃん
株の話をしていると、よく「株式会社」って出てくるよね。普通の会社とは違うの?

イチゴくん
たしかに、会社なら全部同じに見えるけど、株と関係ある会社には何か違いがあるのかな?

りょう先生
いいところに気づいたね。株式会社は、株を発行してお金を集めながら成長していく仕組みを持つ会社なんだよ。
この記事でわかること
- 1株式会社は、株を発行して資金を集める仕組みを持つ会社。
- 2株を買った人は、その会社の株主になる。
- 3会社は集めた資金で成長を目指し、株主はその成長の成果を期待する。
株式会社は「株を出せる会社」

イチゴくん
「株式会社は「株を出せる会社」」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
株式会社とは、事業のためのお金を集めるときに「株」を発行できる会社のことです。

ピーチちゃん
なるほど。株式会社って、株を使って応援してくれる人を集められる会社なんだね。

りょう先生
その通りだよ。お金を出してくれる人を集めやすい仕組みがあるのが株式会社なんだ。
会社を成長させるには、新しい商品を作ったり、人を雇ったり、設備を整えたりするためのお金が必要です。そのときに、銀行からお金を借りるだけでなく、株を発行して多くの人から資金を集めることができるのが株式会社の特徴です。つまり株式会社は、たくさんの人から資金を集め、そのお金を使って事業を大きくしていく仕組みを持った会社だといえます。
株の話を学ぶときに株式会社が何度も出てくるのは、株がこの仕組みの中心にあるからです。株は単独で存在しているものではなく、株式会社という仕組みの中で発行されるものなのです。
会社はなぜ株でお金を集めるの?

ピーチちゃん
「会社はなぜ株でお金を集めるの?」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
会社が成長していくためには、まとまった資金が必要になる場面がたくさんあります。たとえば新店舗の出店、工場の建設、広告の強化、新サービスの開発などです。

イチゴくん
会社にとっては資金集めの方法で、投資家にとっては成長に参加するチャンスなんだね。

りょう先生
そうだね。株式会社は、会社と投資家をつなぐ仕組みでもあるんだよ。
こうしたお金を用意する方法としては、銀行から借りる方法もありますが、それだけでは足りないことがあります。そこで株式会社は、株を発行して投資家から広く資金を集めることができます。これは、会社の将来性に期待する人たちから応援してもらう仕組みとも言えます。投資家の側から見ると、会社が成長して企業価値が高まれば、自分が持っている株の価値も上がる可能性があります。つまり、会社は成長のための資金を得られ、投資家はその成長の成果を期待できるのです。
株を買った人は「株主」になる

ピーチちゃん
「株を買った人は「株主」になる」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
株式会社が発行した株を買った人は、その会社の「株主」になります。

イチゴくん
ただのお客さんじゃなくて、会社を支える側の一人になる感じなんだね。

りょう先生
うん。その視点を持てると、株を見る目が少しずつ変わってくるよ。
株主は、会社の一部を持つ立場になります。もちろん、少し株を持っただけで会社を自由に動かせるわけではありません。それでも、会社の成長を応援し、その成果を受け取る立場になるという点で、株主はとても大切な存在です。初心者のうちは、株主という言葉を難しく感じるかもしれませんが、まずは「株式会社にお金を出して支えている人」と考えるとわかりやすいです。
この“お客さんではなく、支える側の一人になる”という感覚は、株式投資を理解するうえでとても重要です。ただ株価の数字を見るだけでなく、その会社とつながる立場になるのが株主なのです。
会社と株主はどういう関係?

イチゴくん
「会社と株主はどういう関係?」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
会社は、株主から集めた資金を使って事業を成長させていきます。

ピーチちゃん
会社はお金を集められて、株主は成長の成果を期待できるんだね。

りょう先生
うん。だから株は、ただ売ったり買ったりする数字ではなく、会社の成長とつながっているんだよ。
そして株主は、その会社が成長して価値が高まれば、株価の上昇や配当金などの形で恩恵を受けられることがあります。つまり、株式会社と株主は、お互いに支え合う関係にあると考えるとわかりやすいです。会社は株主のお金を活かして売上や利益を伸ばそうとし、株主はその結果として自分の投資に見合う成果を期待します。もちろん、会社が思うように成長しないこともあります。その場合は株価が下がったり、配当が減ったりすることもあります。だからこそ、株主はただ待つだけではなく、どんな会社なのかを見て判断することが大切です。
株式会社なら必ず上場しているの?

イチゴくん
「株式会社なら必ず上場しているの?」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
ここで初心者が混同しやすいのが、「株式会社」と「上場企業」は同じなのかという点です。

ピーチちゃん
株式会社って全部が株式市場で買えるわけじゃないんだね。

りょう先生
そうなんだ。まずは“株式会社”と“上場企業”は少し意味が違う、と覚えておくといいよ。
結論から言うと、株式会社だからといって、必ずしも上場しているわけではありません。上場企業とは、証券取引所で株を売買できる会社のことです。一方で、株式会社というのは会社の形のひとつなので、上場していない株式会社もたくさんあります。つまり、株式会社の中に上場している会社もあれば、上場していない会社もあるということです。
投資初心者が普段目にする株は、主に上場企業の株です。でも、その土台にある仕組みとしては、まず「株式会社とは何か」を理解しておくことが大切です。
まずは「株式会社=株を使って成長する会社」と覚えよう

ピーチちゃん
「まずは「株式会社=株を使って成長する会社」と覚えよう」って、具体的にはどういうことなんだろう?

りょう先生
最初の段階では、細かい法律や制度まで覚える必要はありません。

イチゴくん
株だけじゃなくて、株式会社の仕組みも一緒に考えるとかなりわかりやすいね。

りょう先生
その通り。株を学ぶときは、会社の仕組みとセットで考えるのがコツだよ。
まずは、株式会社とは「株を発行して資金を集め、そのお金で成長していく会社」だと理解できれば十分です。このイメージがあると、株主、株価、配当といった次のテーマもつながって理解しやすくなります。初心者のうちは、言葉の定義を細かく覚えようとしすぎるよりも、会社と株がどうつながっているかをイメージでつかむことのほうが大切です。
このページを読んだあとに、「株を買うと何が起きるの?」「株価って何?」「株ってそもそも何?」とあわせて読むと、株式投資の土台がかなりしっかりしてきます。
具体例でイメージする
ストロベリー食品が株式を発行する場合
ストロベリー食品が新しい工場を建てるために1,000万円を集めるとします。1株1,000円で1万株を発行すれば、株式を買った人は会社の持分の一部を持ち、会社は事業資金を得られます。
計算例で確認する
持株比率を計算する
保有株数 ÷ 発行済み株式数 × 100 = 持株比率
発行済み株式数が10万株の会社で1,000株を持つ場合、1,000÷100,000×100=1%です。持株比率が大きいほど、株主としての影響力も大きくなります。
よくある質問
Q. 株式会社なら、誰でも株を買えますか?
A. 上場会社であれば証券会社を通じて市場で売買できますが、非上場会社の株式は自由に市場で売買できない場合があります。
Q. 株主になると会社の経営に必ず参加できますか?
A. 株主には議決権などの権利がありますが、保有株数や会社の決議内容によって影響力は異なります。株主になっただけで経営を自由に決められるわけではありません。
この記事に登場する用語
わからない言葉は用語集で意味を確認できます。
この記事のまとめ
この記事では「株式会社って何?」について、会話や具体例を通して学びました。 まずは、次の一文を今日の学びとして覚えておきましょう。
株式会社は、株を発行して資金を集める仕組みを持つ会社。
本文の具体例も振り返りながら、続く理解度チェックで自分の理解を確認してみてください。
理解度チェック
1 / 1問
Q. 株式会社が株式を発行する主な理由として最も近いものはどれですか?
参考情報
この記事を共有
あとで読み返したいときや、誰かに教えたいときにどうぞ。
次に読むおすすめ
理解を深める関連記事